2023/09/20 10:00

感謝とともにいただく一杯、バイヤーO 感動のうどん体験

みなさま、残暑お見舞い申し上げます。残暑見舞いは立秋から9月初旬までに、とは存じておりますが...
だってまだまだ暑いんだもの！

ヴァンパイヤに次いで日光に弱いバイヤーOです。
フェスも海も疎遠な夏を過ごしたのですが、そんな私が唯一夏を感じたのが、そう食・食・食！

ということで、夏の間私を支え、秋も！冬も！春も！一年中感動をくれる[備前福岡一文字うどん]をご紹介します♪
今回は、岡山のお店まで行って参りました～。

おいしいうどんを求めて、はるばる岡山へ！

[一文字うどん]がお店を構えるのは、岡山県瀬戸内市。
市内から車で30～40分ほど、電車と徒歩の場合は、岡山駅から50分ほどの場所に位置するのどかな地です。
歴史にお詳しい方ならビビッとくるのでは？
店名の由来は、地元備前福岡の日本刀刀工福岡一文字からだそう。

いつ伺っても、賑わう店内。広々として奥にはお座敷も。
赤ちゃんが気持ちよさそうに寝ころんでいたり、カップルが楽しそうに盛り上がっていたり...
みんなのびのび幸せそうなのです。

押し寄せる旨みに静かなる衝撃、滋味～

さてさて、この日私が注文したのは『鴨ネギぶっかけうどん(冷)』。麺は「ふくほのか」か「しらさぎ」の2種の小麦から選べます。すかさずWACOAL SPOONでも購入できる「ふくほのか」をチョイス。
ひと口すすると、小麦と鴨ガラだしの香りがふわっと広がります。
噛むほどに増す小麦の旨み。[一文字]のうどんはしっかり噛んで味わうべし！と、ここに断言いたします。

正直このうどんに出会うまで、うどんは歯ごたえ&のど越し命と決め込んでいました。小麦の味を求めたことがなかった。
初めていただいたときの衝撃たるや... 四半世紀の人生でNo.1のうどんです...！！

「黒は栄養、黒は風味、黒は食感」おいしさのヒミツはうどんの色に

地元で収穫された小麦「ふくほのか」を店先の石臼でじりじりと時間をかけて製粉。その挽きたての小麦粉でうどんを作っています。小麦一粒ひと粒を丸ごと挽くことで、胚芽や表皮をバランスよく含んだ黒っぽいうどんができあがるのです。

しかも、その小麦栽培には合鴨たちの働きが。合鴨農法を取り入れた米作りの裏作で、小麦の無農薬栽培を行っています。
そう、『鴨ネギぶっかけうどん(冷)』に使われるのはお仕事後の合鴨。「五穀鴨」と名づけられています。五穀鴨は、地元産の自家配合飼料を食し、水田や休耕田など自然の中でのびのび育ちます。
自然に近い環境で育った合鴨肉はおいしくて安全。お店以外に、日本全国のホテルやレストランなどにも出荷しているんだとか。
五穀鴨は、その命でおいしさの循環を生み出しているのです。
このような取り組みが評価され、2021年には、おいしさに加えてサステナブルな活動をしているお店に贈られる「ミシュランプレートグリーンスター」を獲得しています。

小麦の恵みが注ぎ込まれた、黒いうどんをご家庭で

WACOAL SPOONでは、『冷凍かけうどん&ざるうどん』が各2食・各4食で販売中。
それぞれ、だしとつけ汁がセットになっていてどちらもたっぷり。
[一文字うどん]のだしは、キレがよくこれまたおいしいので、うどんに使わなかった分はぜひ、他のお料理へ活用を。揚げ野菜を浸して揚げ浸しに、大根と鶏肉の炊いたんに、ひじきやお揚げを煮ても◎

写真は、冷凍ざるうどんを釜玉にしたときのもの。(この日はたまたま友人からおいしい卵をいただいたのです。)
最高のうどんと最高の卵が運よくそろい、至福の一杯が完成しました！(しかも朝食)
あ～、お腹空いた！お昼は[一文字]のうどんを茹でようっと♪